ジムニーは、頑丈です。
多少のことでは壊れないし、どっかにぶっつけて凹ましたとしても、別に気にならない。
それどころか、凹みを見るたびに「ああ、ここはあの時に凹ましたんだっけなぁ」と遠い目をして僕がまだ若かったあの頃を思い出し、蝉の声にふと顔を上げると夏の日差しが眩しくって、そうだ早く家に帰って冷たい麦茶でも飲もうかってそこまで思い出しはしないけどさ。
とにかく、僕はジムニーは無骨で頑丈なオトコのクルマだと思っていたし、ボディが凹んでも幌が破れてもそれは勲章なのである、と胸を張っていたのでした。
でもでも。
そんな僕がですよ。今日、ジムニーのある部品が壊れて、非常に寂しい思いをしておりますのですよ。
壊れた場所というのは、グローブボックス。
ジムニーのグローブボックスは、幌車の設定があるので、鍵がかけられるようになってるんです。車を離れるときは、大事な物(トロのぬいぐるみとか)を入れて鍵をかければ、ちょっとした金庫です。こりゃまたジムニーったらもう、こんなところまで頑丈だねえ、などと信頼しきっていたわけですよ。
ところがですね、グローブボックスのフタのヒンジ(チョウツガイ)の部分。ここが弱かった。
ほら、よくあるでしょう。プラスチック製で、つなぎ目が極限まで薄くなって曲げられるようになってるチョウツガイ。あれなんですよ。
長年の開け閉めで、とうとう今日、ちぎれてしまいました。
新しいフタを取り寄せればいいんだろうけど、フタだけ新しくなったらなんかヘンだし。なんとか修理してみようかな、と思ってる今日この頃。いや、今日壊れたんだけどさ。

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