2006年1月アーカイブ

今、僕のいるオフィスに、クルマを買い換えようとする人が2人もいます。
12人のオフィスに2人。パーセンテージにすると実に総人口の17%、ってそれはまぁ意味のない数字だけれど。
彼らが買おうとしているクルマは僕にとってはまったく魅力のないクルマです。そんなクルマに乗って何が楽しいんだろうって。それぞれ言い分はあるのですよ。カスタマイズを楽しみたいとか、大きいクルマがいいとか。
彼らからすると、古くさくて小さくて乗り心地が悪くて軽で埃っぽくてうるさくて燃費が悪いジムニーなんて、まったく魅力がないんだろうなあ。

で、考えてみたのです。ジムニーの魅力ってなんだろう。

運転してて楽しい。最近の、とにかくドライバーに不快な思いをさせないように振動は押さえて音も小さく片手で軽々ハンドル回せてアクセル踏めばスピードが出てブレーキ踏めば止まる、っていうなんだかもう劇的に過保護なクルマなんかでは決して得られない、「操縦してるぞ感」がありますよ、ジムニーには。
いろいろいじれて楽しい。あまりクルマの知識がなくても、バンパー取っ替えたり内装いじったりして遊べますよ、ジムニーは。
色あせない。流行に乗ったデザインじゃないから、いつまでも新鮮ですよ、ジムニーは。
汚れても凹んでも気にならない。ま、これは人それぞれだろうけれど。ちょっとこすっただけで、大事にとっておいた栗まんじゅうを今日食べようか明日食べようかそれともやっぱり今日食べちゃおうかと迷ってて、とうとう今日が賞味期限だってんで会社から帰ってきたら食べよう食べよううんそうしようと決意して、ああ栗まんじゅう栗まんじゅう、あいつもこいつも栗まんじゅう、家のドアノブまで栗まんじゅうに見えてきてガチャリとドアを開けたら奥さんが最後の栗まんじゅう食べ終わったトコでした、みたいな情けない「あぁあぁぁあぁぁぁあぁ〜」って叫び声を上げる人をたまに見かけますが。ジムニーなら、傷も凹みも気にならない。精神衛生上、大変よろしいのです。

と、挙げてみたけれど。
つまりは僕はもうジムニーに惚れているわけで、その理由を言っても仕方ない。伊豆の踊り子の言うとおり、「いい人はいいね」なのだからね。
ろくに結論にもならないけれど、これだけ惚れられるクルマに出会えてよかったなぁって、うん、結局はそういうことなのですよ。

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