ふと思い出す、夏休みのあの日。
作ったばかりのプラモデルを、
電池が無くなるまで走らせた、あの日。
動かなくなったそれを手に取ると、
熱く焼けたモーターから、焦げたような匂いがする。
静かになった部屋に、
蝉の声が満ちていることにやっと気づく。
僕はカレンダーを見上げ、指を折る。
残り少なくなった夏休みを、どうやって過ごそうか。
運転中に、こんな白昼夢を見てしまいました。
だって、さっき買い物から帰ってくるとき、途中からなんだかモーターの焼ける匂いが車内に漂ってきたんですよ。
でもでも。
感傷に浸っている場合じゃないですよ。
ワイパーのモーターじゃないだろ。
曇りどめのヒーターのせい?
それともそれとも…。
今日は雨が降ってるので、詳しくは調べられませんでしたが…。
「焦げ臭い」って、あんまり、いい予感はしないですよね。
なんだろう…。

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