コーナーをひとつ曲がるたびに、クルマと会話するんですよ。
もうちょっと行けるか?
タイヤはまだ持つか?
…ってね。
カロン。
と。
レーサーがバーボンのオンザロックかなんかを傾けて語ってたりすると、
えいちくしょうカッコイイじゃねえかカロン。
こっちのカロンは梅酒のオンザロックの氷の音だったりするんですけれども、
まあとにかくカッコイイじゃねえか、と思うわけです。
さて、話は変わって冬のある日。っていうか今日。
僕とジムニーの間に、ある会話が交わされたのです。
フットサルの大会が終わって、着替えるために会社に行くと、M氏とO氏がいました。休日出勤です。
実は、と切り出すO氏。
M氏のクルマが、とうとうウンともスンとも言わなくなった、と。
で、
フットサルから帰ってきたメンバーも含めて、7人で中古車屋さんにクルマを買いに行く事になりました。
ヘンな会社。
その道中ですよ。クルマ3台でコンボイを組んで中古車屋さんに向かう途中。
薄暗くなったので、ライトを点けると、
あれ?
右のヘッドライトが点かない。
僕は慌てましたよ。
なんとなく、ジムニーが「おいおいおい、まさか乗り換えるつもりじゃないだろうね」と抗議しているような気がして。
ジムニーに語りかけましたよ。
いやいやいや、キミを売りに行くとか、
代わりのクルマを買いに行くとか、そういうワケじゃないよ。
あくまで、他の人がクルマを買いに行くっていうから、そのつきあいだからね。
キミとはずっとつきあって行くつもりだからね。
そこでヘッドライトがパッと点いたりすると感動的なんだがな。
まあ物理的にフィラメントが切れたんだろうから直るはずもないけれど。
「べ、べつにずっと一緒にいたいとか、そう言うワケじゃないんだから。いろいろいじられちゃったし、最後まで責任とってもらわなきゃ困るっていうだけだからね」
とツンデレ風にスネるジムニーをなだめすかし、片目のまま、中古車屋さんに行ったのでした。
しかし、高効率バルブはホントに寿命短いな…。
ソーラムとかって、明るそうだな。耐震性もあるっていうし…。ちょっとお高いけど、いいかな。

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