HID考

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さて、久しぶりに実家に帰る途中、対向車のライトが気になってしかたありません。
あの車はハロゲンだな、これはHIDだな、6000Kかな。こっちは明るいけど黄色っぽいな、4300Kとかだろうか。と。

それはいいんですけど…。

ふと考えたんです。なんでHIDにしたいんだろう、と。
ライトをもっと明るくしたい、という願望は、どこからくるんだろう、と。

そう思いながら周りを見てみると、あたりは十分明るいのです。
街灯やビルの明かりで、ライトなんかいらないくらい明るいのです。
存在をアピールするための安全面から考えれば、極端な話、ハロゲンじゃなくてもいい。

じゃあ、街灯もなにもない真っ暗な山道ではどうか、というと、そういう場合は「もっと明るく」よりも「もっと遠く」と思うものですよね。もっとも、明るけりゃ遠くまで照らせるんだろうけど、それは配光の問題もあるから電球を換えるだけじゃ意味がない。
そして、明るさで言ったら、ハロゲンのままで十分なんですよね。

どちらかというと、「もっと明るく」と思うのは、街なかを走ってるときです。おかしいですね、ライトなんかいらないくらい道は明るいのに。

あ、そうか。

気づきました。
僕は、不安だったんです。周りが明るいし、対向車のライトも年々明るくなってる。
そうすると、明るさに目が慣れてしまって、ライトが道を照らしている実感が得られないんです。

果たして今、僕の車のライトは点いているんだろうか。

不安になるんです。
だから、「もっと明るく」と思う。実際は、十分明るいのにね。

なので、ヘッドライトのHID化、というのは、実際無意味なんじゃないかな、と思い始めたのです。
HID用に配光パターンを設計した純正HIDヘッドライトならともかく、ハロゲンヘッドライトにH4のHIDを組み込むのは、意味がないんじゃないかな、と。

もっと明るく、と思うのは、悪天候の時。
だから、補助ライトに黄色いHID、というのが、本当に効果的なHIDの使いかたなんじゃないかな。

そう思い始めた、僕なのでした。

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このページは、たたなかが2007年3月 3日 21:58に書いたブログ記事です。

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